燃える木星雲と馬頭星雲

昨晩仕事帰りに空を見上げると空気が澄んで星が綺麗でしたので、自宅に帰ってから、星の写真撮ってみました。

オリオン座の三ツ星の一番東側の星の近くにある、燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)です。
馬頭星雲はかろうじて写ったって感じで、図鑑などでよく見かける天体写真に比べたらいまいちでした・・・
やっぱり、馬頭星雲をくっきりと写すには、Hα線(波長656.3nm)領域の赤い光に感度が高い天体写真用に改造したカメラが必要そうです。

ちなみに、Hα線とは水素原子が放射するバルマー線のうち、主量子数がn=3からn=2のエネルギー準位に電子が遷移するときに放射される線スペクトル線です。
高校物理をまじめにやった人には意味が分かると思います(笑)

撮影データ
燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)
Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x78枚(合計39分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO6400
2019年12月28日0:29~
自宅庭

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