北の星空の撮影は、大変だ~

先週末に撮影しました。
おおぐま座の後頭部付近にある系外星雲(銀河)です。
右側の大きな渦巻銀河は、M81
左側の細長い不規則銀河は、M82です。
ともに、地球から約1200万光年の距離にあります。
数千万年前にM81とM82は接近し、M82はM81の巨大な重力の影響を受けて変形させらているそうです。
どちらも、小型の双眼鏡でも、ぼんやり見えます。
春の夜空は、このような銀河系外の星雲がたくさん見える宇宙の窓みたいな空です。

M81、M82

撮影データ
Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x69枚(合計34.5分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO6400
2020年1月5日1:57~
自宅庭

※北側の空は赤道儀で観測するのは望遠鏡の取り回しがかなり大変です。今回も100枚撮影するつもりだったのですが、70枚こえたあたりで、望遠鏡と三脚が干渉して、追尾できていませんでした。
また、私の家の北側には、強烈な街灯があり、背景がかぶってしまい、撮影後の画像処理に苦労しました(^_^;

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