ぎりぎり見れました!

本日は一年で最も太陽が昇ってる時間の長い夏至の日でしたが、さらに日本では部分日食の見られる日でもありました。
が、朝からあいにくの天気で、ほぼあきらめていたのですが、先ほど仕事場に日が差し込んできたので、カメラを向けてみたところ、ぎりぎりまだ欠けていましたので、数枚撮影しました。
この写真の2分後には、太陽は完全に元に戻ってしまいましたので、本当にぎりぎりでした。

撮影データ
2020年6月21時 18:13
レンズ:TAMRON 70-300mm F4-5.6(372D)
ボディ:PENTAX K-S2
フィルター:Marumi DHG ND-100000
焦点距離:300mm
F値:5.6(開放)
シャッター速度:1/100
画角を1/4にトリミング

H-2Bロケット最後の打上

H-2Bロケット9号機の打ち上げを、先ほど近所で見てきました。
次回からは、後継機のH-3ロケットになるらしく、H-2Bロケットは今回が最後の打ち上げになったようです。
今日の打ち上げも成功したっぽいので、H-2Bロケットは9回すべて成功したようです。
歩留100%すごいですね~


以下は、その時撮った写真です。
現場について痛恨のミスに気づきました。
広角レンズを忘れてきてた・・・・
オ~      (-_-;)
しょうがないので、望遠と中望遠で撮影しました。
アーチの軌跡を撮りたかったのに、一部のみしか撮れませんでした。
残念(-_-)

月面にマクドナルドを発見!

先日久しぶりに望遠鏡で月面を観望しました。
月面は毎日表情が変わって毎日見ていても、飽きない天体の一つです。
今回は、写真を撮ったついでに、目立つクレーターや山脈の名前を調べてみました。
そうしたら、なんとマクドナルドなるクレーターを見つけました!
月面の地名には、歴史上有名な天文学者や、地球上にある山脈の名前を付けてあったりしますが、マクドナルドがあるとは、知りませんでした。
といっても、町中にあるマクドナルドとは関係ないと思いますが。
モスもあるかな(笑)

撮影データ
・Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm
+ PENTAX-A 2X-S Rearconverter (合成 f=1800mm F12)
  ※さらに画角を1/3にトリミング
・Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
・PENTAX K-S2(ノーマル) 
・ 露出2秒 1枚
・ISO200
・2020年5月4日23:48  自宅庭にて

白字:クレーター名
青字:海名
黄字:山地名
ピンク:その他

ザラザラ写真がすっきり!

FBで天体写真に使えそうな面白そうなソフトの記事を見かけましたので、試用版(無料/使用期限あり)をダウンロードして試してみました。

Topaz Labs というところの Denoise Ai というソフトです。

高感度で撮影したり、光量不足などでザラザラした感じに写ってしまった写真のノイズを取り去ってくれるというソフトです。
高感度でバリバリ撮影する天体写真にも使えるか、以前撮影したM81で試してみました。


左が元画像、右がdenoise後の写真です。

下は上の写真の100%ピクセルサイズの画像です。

一目瞭然ですが、左が元画像、右がdenoise後の写真です。
パラメーターは適当に設定しましたが、かなりいい感じに、ノイズ感が修正されています。

色々試してみ、良さそうなら購入してみようかと思っています。
価格は79.99ドルです。
以下から、試用版、購入版ともダウンロードできます。
https://topazlabs.com/denoise-ai/

もちろん天体写真以外でも使えます(というか、天体写真以外を想定した作ったソフトかな?)ので、ISO感度設定間違えてザラザラに写ってしまった写真の修正なんかに使えるかと思いますので、興味のある人はお試しください。

星空を見る会を開催いたしました。

森キッズのお母さん方の要望で、先日の土曜(2/8)の夜、よしだ自遊の森にて『星空を見る会』開催いたしました。
当初は、2~3家族でのんびりしましょう見たいな感じだったのですが、いざ蓋をあけてみると、なんと!11家族38人も集まってしまいました (゜o゜;)

星空に関心のある方が多いのだなぁと改めて認識させられました。
嬉しい次第です。

当日は満月前夜ということもあり月齢14の月が煌々と照らしていましたので、星座等のお話はあまりできず、『星空を見る会』というよりも『月を見る会』という感じでした(^_^;)
ティコクレーターやアポロ11号の着陸地点を見ていただきました。

また、星座がよく見えるときに開催してほしいとリクエストもありましたので、季節ごとに定期的にやるのも面白いかもですね。

よしだ自遊の森のみなさんから、温かい飲み物などもふるまわれました。
当日は寒い中、皆さんありがとうございました。

星空観望会、天体写真入門講座などご要望ありましたら、出張開催いたします。

写真は当日の様子と当日の月です。

 


これがティコクレーターです。
直径:85.3km
深度:4.8km
放射線状に広がる輝跡が特徴で小型の双眼鏡でもよく見えます。

 

北の星空の撮影は、大変だ~

先週末に撮影しました。
おおぐま座の後頭部付近にある系外星雲(銀河)です。
右側の大きな渦巻銀河は、M81
左側の細長い不規則銀河は、M82です。
ともに、地球から約1200万光年の距離にあります。
数千万年前にM81とM82は接近し、M82はM81の巨大な重力の影響を受けて変形させらているそうです。
どちらも、小型の双眼鏡でも、ぼんやり見えます。
春の夜空は、このような銀河系外の星雲がたくさん見える宇宙の窓みたいな空です。

M81、M82

撮影データ
Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x69枚(合計34.5分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO6400
2020年1月5日1:57~
自宅庭

※北側の空は赤道儀で観測するのは望遠鏡の取り回しがかなり大変です。今回も100枚撮影するつもりだったのですが、70枚こえたあたりで、望遠鏡と三脚が干渉して、追尾できていませんでした。
また、私の家の北側には、強烈な街灯があり、背景がかぶってしまい、撮影後の画像処理に苦労しました(^_^;

高千穂の峰と金星

正月実家に帰った際に撮影しました。
実家近くの田んぼからは霧島連山が一望でき、私の好きな風景の一つです。


高千穂の峰;標高1574m(右上に金星も写ってます)
坂本龍馬が新婚旅行でおりょうさんと登山した山です。
霧島連山の中では私の一番好きな山です。
登山しても変化にとんだ地形でとても楽しい山です。

 

 


夷守岳;標高1344m
中央の最も高く見える山が生駒富士とも言われる夷守岳です。
小林市の生駒高原から見るのが、一番きれいな形だと思います。

 


霧島連山一望
実家からは、高千穂の峰、新燃岳、夷守岳、甑岳など一望できます。
中央付近の新燃岳は2011年1月の噴火の際に、実家にも噴石が飛んできて、車庫の屋根に穴が開いてました。

しし座のトリオ銀河

先日の馬頭星雲撮影した日に、系外星雲も撮ってみました。
しし座の後足の付け根付近にある小さな銀河団で、しし座のトリオ銀河とも言われています。

距離は、3銀河とも地球から約3000万光年の距離にあります。
左下の渦の形がよくわかる銀河がM66、
右下の超楕円状の銀河が、M65
上の細長いのがNGC3628
です。
NGC3628は銀河を真横から見た状態で、暗黒帯が横切っているのがよくわかると思います。

春の星座はあまりにぎやかなものはないですが、このような小規模な銀河団から大規模な銀河団まで、いくつも潜んでいて、派手さはないですが、結構楽しめます。

撮影データ
Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x54枚(合計27分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO6400
2019年12月28日2:30~
自宅庭

燃える木星雲と馬頭星雲

昨晩仕事帰りに空を見上げると空気が澄んで星が綺麗でしたので、自宅に帰ってから、星の写真撮ってみました。

オリオン座の三ツ星の一番東側の星の近くにある、燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)です。
馬頭星雲はかろうじて写ったって感じで、図鑑などでよく見かける天体写真に比べたらいまいちでした・・・
やっぱり、馬頭星雲をくっきりと写すには、Hα線(波長656.3nm)領域の赤い光に感度が高い天体写真用に改造したカメラが必要そうです。

ちなみに、Hα線とは水素原子が放射するバルマー線のうち、主量子数がn=3からn=2のエネルギー準位に電子が遷移するときに放射される線スペクトル線です。
高校物理をまじめにやった人には意味が分かると思います(笑)

撮影データ
燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)
Vixen センサーニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x78枚(合計39分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO6400
2019年12月28日0:29~
自宅庭

オリオン大星雲リトライ!

 

今日は星が綺麗でしたので、庭にてオリオン大星雲取り直してみました。
先日に比べて、だいぶグレードアップしたかな(^_^)

PENTAXのデジタル一眼は、ノーマルボディでも星雲の赤色がよく写るような気がします。

後処理はPhotshopでしましたが、ちょっと色がどぎつかったような・・・(^_^;)

撮影データ
オリオン大星雲(M42)
Vixen ニュートン反射 D=150mm , f=900mm(F6)
Vixen センサー赤道儀(ノータッチガイド)
PENTAX K-r(ノーマル)
露出30秒x39枚(合計19.5分;DeepSkyStacerにて合成)
ISO3200
2019年11月30日0:02~
自宅庭